1,私達について

我々は、保健、医療、福祉関係の専門職のメンバー、並びにそれらの当事者が中心となって運営する当事者研究を行う団体です。

活動は小さくとも熱量は大きく、末永く活動を展開していきたい、その様な想いから、我々、有志メンバーが集う契機となった学術大会、第34回日本保健医療行動科学会全国大会「当事者として感じ、語らう~悠久の都・ならにて~」(2019年6月)から、本会名のサブタイトルとして、「悠久」を付記しました。

当学術大会では、「健康障がいを有する立場」、「専門職の立場」、「家族の立場」と、異なる立場の当事者間で語り合う場を設け、各々の当事者性について深めていく取り組みを行いました。当事者の様々な価値観や多様性を肌身で感じられた事、大会三日間での全ての経験が、今では我々、メンバーの掛け替えのない宝となっております。

そして、今後もより、多くの当事者性について追究していきたい、共に分かち合っていきたいと、その様な心境に至ったメンバー個々の想いが、今研究会発足の礎となりました。何時の時代も「当事者」は各々に、その人なりの想いを抱えて生きて来られています。混沌とした社会情勢の中での船出となりますが、こういう時代だからこそ、当事者の「語り」を聴き、人と人との心を紡ぎながら、我々は歩み続けていきたいと願っております。

※ナラティブについて

「ナラティブ・アプローチ」は、相談相手や患者などを支援する際に、相手の語る「物語(narrative)」を通して解決法を見出していくアプローチ方法です。

2,研究会の概要

名 称

当事者語りの研究会~悠久~

創 立

2022年4月1日

役 員

会長 梓川一(静岡英和学院大学)

副会長 平岡昌典(平岡歯科クリニック)

副会長 萬谷和広(大阪南医療センター)

理 事

石井秀和(平成記念病院)

大坂歩(東大阪子ども家庭センター)

海道志保(社会福祉協議会)

川口美度理

河本 環 (西大阪訪問看護ステーション)

監 事

天野雅夫(神戸親和大学 非常勤講師)

活動内容

①保健・医療・福祉領域における当事者の共同調査及び研究活動

②研究会、講演会、研修会、ワークショップ、シンポジウムなどの開催

③当事者の語りの場・座談会・カフェ・社会参加・交流の場の創造、提供、市民の支えあいの場づくり

④他団体との交流、協議

⑤ニュースレターなどの発行

⑥広報活動

⑦その他、本会の目的を達成するために必要な事業

所在地

〒422-8545 静岡市駿河区池田 1769 静岡英和学院大学 梓川研究室